グローバルIPアドレスとは?自分のIPと内部IPの違い
グローバルIPアドレスとは何か、プライベートIPとの違いを解説。IPv4・IPv6の割当と変化、VPN利用時にサイトから見えるIP、接続前後の比較方法を確認できます。
サイトから見えるアドレス
Webリクエストには送信元IPがあり、サイトは応答を返すために利用します。IPNixaはその通信で観測した公開IPを表示します。
必ずしもPCへ直接割り当てられたIPではありません。家庭・携帯・職場・VPNの出口を多数の端末で共有するため、別人でも同じIPになる場合があります。
PCの192.168.1.10と携帯の192.168.1.11がNATで公開IPv4 203.0.113.42を共有しつつ、IPv6は別々という構成もあります。端末一致を期待する前にIPの種類・端末別VPNを確認してください。公開IPの例は文書用で実測ではありません。
公開IPと内部IPは役割が違う
プライベートIPは内部の端末を識別し、192.168・10などで始まります。ルーターが公開IPv4との間でNAT変換します。
サイトは通常、受信リクエストだけではWi-Fi内のIPを表示できません。内部IPは端末の設定で確認します。IPv6は端末に直接グローバルIPを割り当て、着信はファイアウォールで制御できます。
| グローバルIPアドレス | プライベートIPアドレス | |
|---|---|---|
| 割当元 | ISP・携帯事業者・VPNサービス | ルーター(通常DHCP) |
| 利用範囲 | インターネット全体 | ローカル回線内のみ |
| 一意性 | その時点のインターネット上で一意だが、端末間で共有可能 | 多くの別ネットワークで再利用 |
| IPv4の例 | 203.0.113.42, 198.51.100.7 | 192.168.1.10, 10.0.0.5, 172.16.4.20 |
| 確認方法 | ブラウザでIPNixaを開く | 端末のWi-Fi・ネットワーク設定 |
公開IPの割当の仕組み
家庭のルーターは接続時にDHCP・PPPoEなどでIPを取得します。事業者はプールから割り当て、どの契約者が使っているか記録します。
携帯で見えるIPv4は端末自身より事業者出口のものです。CGNATで多数の契約者が共有し、各端末には別のIPv6を付ける場合があります。
IPv6では事業者がルーターにプレフィックスを割り当て、各端末がそこから公開IPv6を作ります。そのためIPv4は共通でもIPv6は端末ごとに異なる場合があります。
- 家庭回線:ルーターの公開IPv4を端末が共有します。
- 携帯回線:事業者出口が公開IPv4を持ち、IPv6は端末ごとの場合が多いです。
- 会社・学校:中央ファイアウォールが建物内のIPをまとめる場合があります。
- VPN・プロキシ・リレー:サービスの出口IPがサイトに見えます。
公開IPが変わる理由
動的割当では再接続・回線変更・Wi-Fi切替・VPNサーバー変更でIPが変わります。固定IPは事業者との契約であり、1回の照会からは判断できません。
記録して回線を変え、再読み込みします。IPv4とIPv6は同じ接続でも別物なので、同じ種類同士で比較してください。
- ルーター再起動やリース終了で事業者が新しいIPを割り当てる。
- Wi-Fiから携帯へ、または移動中に基地局が変わる。
- VPN・プロキシ・iCloudプライベートリレー・ブラウザのリレーを有効にする。
- 事業者が回線を再編してIPを振り直す。
- OSがプライバシーのため一時IPv6を更新する。
公開IPの確認・比較手順
回線変更・VPN・ルーター再起動でサイトが見るIPが変わったか、短い比較で確認できます。
- IP確認で個別の測定を待ちます。確認できたIPv4を優先し、なければIPv6が先の場合もあります。各結果と出典を読んでください。
- IPをコピーして、日時と使用回線も記録します。
- Wi-Fiから携帯、VPN接続、ルーター再起動など1つだけ変更します。
- 更新して同じIPの種類を比較。IPv6は一時IPの更新だけでも変わるため、変化は観測事実として扱います。
- 回線組織も比較。ホスティング名はVPN・プロキシ・リレー・クラウドの手掛かりですが、どれかを確定しません。
この結果では証明できないこと
公開IPが見えるのは通常の通信で、侵害の証拠ではありません。ファイアウォール、VPNの安全性、個人の身元はこの結果では確認できません。
調査では信頼できる相手に必要な情報だけ共有してください。公開IPからは事業者・推定回線位置が分かります。IPNixaは照会結果をアプリ用データベースに保存しません。
よくある質問
公開IPは端末のIPと同じですか?
通常は違います。端末は192.168.1.10などの内部IPを持ち、外部にはルーターや携帯出口の共有IPが見えます。IPv6では端末に直接公開IPが付くことが多くなります。
2人が同じグローバルIPになりますか?
はい。家庭・会社・カフェ・携帯の出口や同じVPNサーバーでは、同時に同じ公開IPv4を共有できます。
公開IPは隠すべきですか?
多くの場合、隠す必要はありません。通常通信で各サイトに送られます。信頼できないWi-Fiなどでサイトから隠したい場合はVPN・リレーを使えますが、セキュリティにはルーター・端末の更新も重要です。
一方のIPが先に表示されるのはなぜですか?
時間内に個別検査で確認できたIPv4を優先します。それ以外は観測済みIPが先に出る場合があります。位置・回線の出典を読み、同じ種類同士で比較してください。